InfoQ Japanのミニブック「アジャイルふりかえりから価値を生み出す」

今日はチェンジビジョン社員が翻訳を担当したミニブックの紹介です。

InfoQ Japanはソフトウェア開発に関する技術情報や記事、プレゼンテーションが多数公開されているウェブサイトです。こちらの英語サイトで公開されていた "Getting Value Out of Agile Retrospectives"の邦訳が InfoQ Japanで公開されました。

ミニブック
アジャイルふりかえりから価値を生み出す - ふりかえりエクササイズのツールボックス

PDFやePubを無料でダウンロードできます。

全体で80ページ、目次や文献を飛ばせば実際に読むのは65ページほどです。副題にあるように、ふりかえりに使えるエクササイズ(やり方)の数々が印象的な名前と分かりやすい言葉で紹介されています。私が読んでその通りだなぁと思った文章をいくつか引用してみます。

- 3p, 同じことをして別の結果を期待することはできません。
- 6p, 何をすればよいか分からない時、何か新しいことをしてみましょう!
- 59p, 大切なのは、組織で何ができるのかを知り、可能なことを実施して、過度な期待を防ぐこと

私の業務は、以前サポートサービス、現在は製品営業です。どちらもお客様と対峙する仕事で、目的を出来るだけ正しく把握し、役立つ情報を届ける、手助けするという点では変わりません。実は意識せずにお客様に良い返事をして期待させている場面は多いのですが、期待は失望につながりかねない扱いの難しい感情です。それを理解して上手に付き合うことで、お互いにストレスを感じにくくなります。

このミニブックはソフトウェア開発に限らず、日々の業務をもっとスムーズに出来ないか考えている人に、ふりかえりの手段をそっと教えてくれるヒント集にも思えました。部下のトレーニングに悩む方にも、エクササイズの実践が役立ちそうです。

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[書籍紹介] サラサラ読めるのにジワッとしみる「マーケティング」のきほん

チェンジビジョンのソフトウェア製品は、販売代理店やパートナー各社に販売協力をいただいています。そのうちの一社である翔泳社さんから発刊された書籍を紹介します。

サラサラ読めるのにジワッとしみる「マーケティング」のきほん 庭山一郎 著

著者の庭山さんは、シンフォニーマーケティングの代表の方で、マーケティングキャンパスのウェブサイトをご存知の方も多いのではないかと思います。私はチェンジビジョンが設立された2006年頃にマーケティングをもっと勉強しようと思い知ったのですが、ずっとウェブやメールマガジンを拝読していて、平易な文章と励まされる文体で定期的にチェックしているコンテンツの一つです。

ノヤン先生のマーケティング講座

さて、この本は3章から構成されていて、始まりの1章ではマーケティングはそもそも何をすることなのか、主な用語の意味や定義などを紹介しています。2章では活動を始める前に考えておくべきことをトピックの解説という形で一つ一つ取り上げています。3章では実際に活動していくにあたって広告やセミナーをどのように用い、他部門とどういった連携をとりながら進めていけば良いのか、そのポイントが易しい言葉で書かれています。

自分が担当している製品なりサービスなりについて、この書籍を見ながら書いたり描いたりして、考えをまとめていくと、活動のタネが出来るのではないでしょうか。日頃、個々の活動に追われて、しばらく前に設定したセグメンテーションやターゲティング、新規、既存顧客の区別などが曖昧になっていれば、見直し新たにするチャンスになります。私は、2章のソリューション戦略、コラムの小さな会社のマーケティングとは、3章のマーケティング担当者の役割を特にじっくり読みました。

この本の素敵なところは各テーマに必ず1ページのコラムが付いていて、コラムを読むとふむふむが深まる点でしょうか。その上、始めからでなく、ぱっと開いた一つのテーマ(3、4ページ)だけ読んで、また明日という読み方でも楽しく読める(理解できる)のです。各章の最後に一冊ずつと、終わりには「おすすめの本」がたくさん紹介されていますので、学びを広げていくこともできます。装丁の色や絵が柔らかいのでデスクに置いても明るくて良いです。

翔泳社の泉さん、素敵な本をどうもありがとうございました。大事に読んで活用します!

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本日発刊、書籍「アジャイル開発とスクラム」

チェンジビジョン代表の平鍋が、野中郁次郎先生と共著で製作してきた書籍が本日発刊となりました。

『アジャイル開発とスクラム: 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント』
(出版元の翔泳社さんのサイトで、目次が載っています)

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(画像は amazon.co.jpへのリンク)

平鍋の元へ一足お先に届いた書籍を読ませてもらいました。「スクラム」も「アジャイル開発」も初めて聞く言葉という方には、それらが何か、なぜ今注目するのかといった点からじっくり学ぶことができます。どちらも知っているし、実践したこともあるという方には、第2部の実践例とインタビュー、第3部の特別対談が新たな気づきや確認の材料になるかもしれません。

私は言葉として両者を知っていたり、取り組んでいるチームを外から眺めたりはしていますが、ソフトウェアを開発する立場ではないためどちらの経験もなく、「はじめに」を読んだ後、途中を飛ばして最後の「特別対談  野中郁次郎 X 平鍋健児」を読みました。さらに、3社の実践とインタビューへと読み進み(戻り?)ました。実践した方が執筆している章では、各社のプロジェクトが詳しく紹介されています。事実と思いの両方がご本人の言葉で示されている点に力を感じました。

対談やインタビューには、人が実際に語った熱があります。書店で見つけた方はぜひ一度お手にとってご覧ください。また、上司や役員に自分たちの活動を知ってもらいたいという方は、野中郁次郎先生の紹介を添えて渡してみてはいかがでしょうか。

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書籍 「ゼロからわかるUML超入門」

先週、@IT情報マネジメントに記事が出ていましたが、10月に「ゼロからわかるUML超入門」という書籍が発刊されました。

ゼロからわかるUML超入門 (技術評論社、河合昭男)

連載   情報マネージャとSEのための「今週の1冊」(23)
開発経験がなくても分かるUML実践講座

目次を見ると、UMLはどんなものを表現するのかという基本から始まり、オブジェクト指向の話やUMLの成り立ちを解説し、モデルやUMLダイアグラムの紹介と各章末の練習問題があります。@ITの記事によれば、はじめてUMLのに接する人を対象として書かれているそうで、デベロッパーではないけれどソフトウェア業の会社に所属する人にとって良い入門書になりそうです。
この書籍に掲載されている各図や練習問題のサンプルは、astah*で作成されたもので、技術評論社のサイトからサンプルファイルをダウンロードできます。

また、著者の河合さんに伺う書籍紹介の録画(Ustream)もありますので、こちらも合わせてご覧ください。
平鍋が聞く、「ゼロからわかるUML超入門 - 河合先生をお呼びして」
(アクセスすると録画が再生され、音が出ます)

新たにUMLの学習を始める方にも、冬休みの復習素材を探している方にも手にとってもらいたい一冊です。

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