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2011年6月

SPES2011にて、アジャイルのワークショップ

来月下旬に開催されるイベントのご紹介です。JISA(一般社団法人 情報サービス産業協会)が毎年開催しているSPES2011(ソフトウェア・プロセス・エンジニアリング・シンポジウム)にて、チェンジビジョン代表の平鍋がワークショップを実施します。

SPES2011 -未来を創るソフトウェアイノベーション-

日程: 2011/7/27-28
会場: 秋葉原UDXカンファレンス 6階
定員: 250名(先着順)

[F5f]ワークショップ
人間力と現場重視のアジャイル開発。その概要とワークショップ

このイベントは参加費が有料ですが、7月10日までは早期割引で申込みができます。詳しくはSPES2011 実施要項ページをご覧ください。

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マインドマップで情報を整理する

6/10(金)にマインドマップ描画ツールの astah* think! 3.0ベータ版をリリースしました。次期バージョンの正式リリースは冬になる予定ですが、新しく実装された機能を早く使ってもらいたいという気持ちもあり、ベータ版として公開することにしたのです。

astah* think! 3.0ベータ版
無償で今年いっぱい(2011年12月31日まで)使えますので、マインドマップツールを使ってみたいなと思っていた方、ぜひご利用ください。

バージョン 3.0では、例えばこんな新機能があります。

  • マインドマップに重ねて描けるフリーハンドや蛍光ペンのような新しい図要素
  • 表示している図を画面の幅や高さに合わせて拡大・縮小できる便利なボタン
  • 開いているマインドマップに含まれる文字列を検索できる図上検索(Ctrl+Fキー)

他にもいろいろとありますが、ぜひ試してもらいたいのが「MindClip(マインドクリップ)」という新機能です。これは、ウェブサイトのURLを astah* think!のマインドマップ上にドラッグ&ドロップすることで、URL先の情報をクリッピングできるというものです。クリッピングできるウェブサイトは、インストールした時点で Amazon、Twitter、価格.com、サイボウズデヂエなど複数用意されていますし、設定ファイルを自分で作成することで他のサイトにも対応できます。設定ファイルはJSON形式のため、少々難しいなと思う方は無償で設定ファイルを作成するサービスも実施しています。ご希望の方はぜひメール(宛先: astah-sales at change-vision.com)でお問合せください。件名を「クリッピング設定ファイル作成問合せ」としてくださると助かります。

MindClip(マインドクリップ)の詳しい紹介

クリッピングで情報を集めた後は、トピック(中心テーマから伸びる枝)を自由に動かして、情報を整理できます。私はこの「整理」がマインドクリップのポイントだと思っています。トピックの位置を動かすことで、これまでと違うつながりを見つけられたり、比較したりできます。MindClipを使って、チェンジビジョン代表の平鍋がこれまでに執筆したり訳したりした書籍のマップを作ってみました。

Books

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ブラジル UENPでの学部10周年記念イベント

来週、チェンジビジョン代表の平鍋がブラジルへ旅立ちます。初のブラジル滞在ということもあり、今から楽しみにしているようです。今回は北西部のFortalezaで開催される Agile Brazil 2011で二つのセッションに登壇します。

6/27~7/1、Agile Brazil 2011

このイベントが終わってから南へ移動し、Parana州の大学で、Information Technology コース開設10周年の記念イベントでも講演することになりました。ブラジルにはJUDEやastah*のユーザーがとても多く、特に大学の授業(課題)でよく使われています。ポルトガル語でのインストール解説ブログもあって、アンケートでもいろいろな感想が届いているので、どんなイベントになるのか日本に居る私もわくわくします。

UENP(Universidade Estadual do Norte do Paraná)
パラナ州立大学 Information Technologyコース 開設10周年記念イベント
ブラジル企業の方も招いて、UENPが主催、近辺の大学にも告知し、400名の会場で実施されるそうです。

Ceará州 Fortalezaと、Parana州の位置をブラジルの地図で見てみると、随分遠いですね。国内でも飛行機の移動が普通のブラジルですが、なかなか時間通りとはいかないそうで、それを見越して余裕のある日程でたくさんの人に出会う旅になると良いなと思います。

South_america_brazil

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Sphinxのディレクティブで、special admonitionを使ってみる

Sphinx 1.1のドキュメントサイトを見ていたら、reStructuredText入門のページに淡い背景色がある"See also"という囲み文章がありました。これはどうやって書いているのだろうと、ソースを表示してみたら表示とディレクティブが同じでした。

.. seealso::
文章

真似してローカルのSphinxドキュメントに seealsoを追記してみたら、こんな表示になりました。
20110614seealso

私が使っているHTMLテーマ「haiku」では、背景色が淡いグリーンになりました。そして、seealsoは日本語で「参考」と表示されています。このディレクティブは、忠告としてまとめられている admonitionの一つで他にもいくつかあります。どんな表示になるか興味があったので試してみました。

まずは、attention。枠がうっすらと見えるだけで色は付いていません。
20110614attention

cautionは「ご用心」、dangerは「危険」、errorは「エラー」、importantは「重要」で、表示はattentionと同様でした。tipも表示は同じですが、「ちなみに」と訳されていました。「tip」と「ちなみに」の意味合いは、少し違うような気もします。

続いて、noteを使ってみるとアイコン?が表示されました。
20110614note

warningは、背景が淡い黄色になって画像も付いています。
20110614warning

ほとんどのテーマが note、warningにだけスタイルを適用すると書かれている中、haikuテーマは seealsoにも適用されることが分かりました。dangerやcautionの見た目が予想外におとなしい点は少し残念ですが、noteやwarningは目立たせたいところに使うと良いかもしれません。

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誰にとっての分かりやすさか

日頃、特定のソフトウェアを見続けていると、変わった操作が普通に思えてきたり、一般的に見るようなインターフェースが珍しく見えてきたり、何らかの影響を受けていることに気付きます。

私の仕事はチェンジビジョンが開発している製品とそれに関わる諸々を言葉で表現することなので、毎日ひたすらツールやウェブサイトやサービスについて書き続けています。ずっと同じ製品を担当していると、いつの間にか、分かりにくさを判断するのが難しくなっているのです。自分が書いている文章が、誰にとって分かりやすくあるべきかを強く意識しなければ、自分にだけ分かりやすい文章になりかねません。

サポートサービスのように、お客様からの質問や要望に答える場合は、文章を届ける対象がはっきりしているので、メールを書いてくださったユーザーを思って書くことができます。しかし、ウェブサイトのコンテンツとなると、もちろんこんな感じの人というイメージはありますが、問合せメールのように明確な対象ではないこともあります。しかも、できるだけ広くという何とも困った指定もあり得ます。多くの人が目にする部分は平易で簡潔に、一歩進んだらもう少し狭い範囲の方に分かりやすくできれば良いのですが、難しいことも多いです。

ニュースリリースのように会社としてのメッセージを表現しようとすると、ユニークであることと伝わることを両立させなければならず、さらに条件が厳しくなります。6月10日の astah* think! 3.0ベータリリースでは、当初3件のニュースリリース原稿を作成しましたが、メンバーで話し合った結果、配信したのは1件でした。配信しなかった2件は、誰にと、どんなを追求しきれなかったためです。

どんな文章でも、誰に届けたいのかを意識して、書く訓練を続けていきたいです。

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日経SYSTEMSの開発支援ツール徹底調査2011

今朝、ITproを眺めていたら開発支援ツール徹底調査の結果が記事として公開されていました。日経SYSTEMSが毎年実施しているツールの利用実態調査で、昨年までは開発におけるいくつかの工程を対象とし、チェンジビジョンのastah*(旧JUDE)も回答に上がっていましたが、今年はテスト段階に絞っての調査だったようです。

開発支援ツール徹底調査2011 テスト編
単体テスト、結合テスト、システムテストのそれぞれで、ツールを使っているかどうか、どういったツールを使っているか、それに対する考えなどが問われています。

月曜日(6/6)に公開された記事を読んでみると、テスト工程でツールを利用している割合がかなり低いことが分かります。いずれも三割に満たない利用率でした。
ツールの利用率

今回の調査で有効回答数は1648とありましたが、担当している分野が異なれば実施するテストも違うため、役割分担がしっかりしているプロジェクトほど、回答者によって答えが変わってくるのではないかと思いました。私は開発者ではありませんが、リリース前に公開用のインストーラを使用して動作確認をすることがあり、それは広く捉えるとシステムテストと考えられるかもしれません。

ツールを使っている方は、満足、やや満足と回答している方がおよそ8割で、テスト実行を自動化している方は半数に上っています。導入した現場では活用されていると言えそうです。
ツールの満足度

チェンジビジョンが開発しているモデリングツール astah* professionalは、ある機能に求められる要求を検証するためのテストケース作成にも使用できます。上記調査のようなテスト専用のツールではありませんが、何かしら役立つ機能であれば嬉しいです。

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6/4(土)のUPGRADE JAPANは盛況でした

6/4(土)、先週こちらで紹介したUPGRADE JAPANというチャリティーイベントが無事終了しました。112名の参加があったそうで、会場では3月の東日本大震災へ送るための募金やチャリティバザーが実施され、総額は23万円を超えたと発表されています。今回は福井県や石川県のコミュニティやIT系企業が多数協力に名を連ねていて、皆さんこうしたイベントを通して何かしたいという思いがあるのだなと感じました。

UPGRADE JAPAN!! 2011.06.04(sat)  13:00? at ふくい産業支援センター

WEBに関連した技術をテーマとして8つのセッションがあり、どれも15分と短めでしたが、普段からセミナーやイベントでお話されている方が多いためか、ぴったりまとめてくる方がほとんどで、すいすい進行される珍しい?イベントでした。

チェンジビジョンからも社員が一人スピーカーとして登壇し、私も何かお手伝いできればと、司会とタイムキーパー(スピーカーに残り時間をお知らせする)を担当しました。現在の業務で開発はしていませんが、WEBコンテンツには関わっているのと、かつてC言語やシェルスクリプトを使っていたことがあるので、知らなかった役立ちそうなことをいくつも聞けて技術面でも有意義な時間でした。

なんて素敵!と思ったのは、東大樹(ひがしたいじゅ)さんのセッション「Sassられ指南」で語られたCSSと完全互換のSass、SCSSです。CSSにとてもよく似たマークアップで、なんと演算や変数まで使えるそうです。ちょっと使ってみたくなりますね。
東さんのブログには、Sassの情報がアップされていくそうなので、気になる方はぜひ一度ご覧ください。
あと味

「「恰好良い」Webデザインの作り方」をお話された井上誠(いのうえまこと)さんのセッションでは、かっこいいの定義に納得しました。私にとっては、「実用の美」を思い出すお話でもありました。井上さんのブログでスライドが公開されています。
in0in0の日記  「「恰好良い」Webデザインの作り方」

最後を飾ったいちがみトモロヲさんのセッション「優れたインフォグラフィックからデザインの果たす役割を考える」は、今回のイベントに関わった全ての方の気持ちがぎゅっと詰まっているような素晴らしいもので、継続することが何より大切と改めて考える時間になりました。
いちがみさんのブログには、スライドでも使われた花火の写真とぐっとくる一言が掲載されています。

今回はなかなかボリュームのある司会原稿で口がまわるかしら?と少々心配でしたが、スピーカーの皆さんにも助けられてなんとか終えることができました。自分の感謝も込めながら、イベント全体の感謝をお伝えしていました。これからもこうしたイベントを続けられると良いなと思っています。

Facebookのイベントページ 「UPGRADE JAPAN おなじ日本に住む私たちにできることをやろう」

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Sphinx、ビルド設定ファイルでHTML出力の見た目を変える

私が Sphinxを使っているのは、テキストファイルを書いて、コマンドプロンプトで make html を実行すれば簡単にHTMLファイルを生成できるからです。例えばウェブサイトを更新したい時に、変更箇所がほんの少しなら HTMLのタグを直接書くこともあります。しかし、Sphinxのように、タグやCSSを意識せずにテキストエディタで文章を書いていけば良いというのはとても楽ですし、書きたい文章以外のことを考えなくてすみます。使いこなすと CSSも設定できますが、知らなくても予め用意されたテーマを使うことで見た目の整ったドキュメントを作成できます。

今日は、ビルド設定ファイルと呼ばれる conf.py でオプションを設定することで、生成されるHTMLファイルの見た目を少し変えてみました。詳しいオプションの解説は "Sphinx 1.1 Documentation" HTML出力のオプションをご覧ください。

[注] この記事ではWindows環境で使っているため、「フォルダ」という語を使いますが、他の環境を使用している方は「ディレクトリ」と表現されることもあります。

conf.py は、Sphinxのプロジェクト名で作成したフォルダの中に出来る sourceフォルダに入っています。.rst ファイルと同じようにテキストエディタで開いて編集できます。開いてみるとシャープ記号(#)で始まる行がほとんどで、じっと見るとちらほらと表示に関係しそうな文字が混じっています。

最初に何やら説明のような文章があり、"General configuration"の部分を過ぎると "Options for HTML output"が見つかります。ここからがHTML出力のオプションですが、シャープ記号(#)で始まっている行は、ビルド(make htmlを実行すること)では無視されます。設定したいオプションは、必ず行頭のシャープ記号を削除して、イコール記号(=)の後ろにその内容を入力してください。

まず、初期段階でHTMLを生成した際の表示です。
201106011_2

テーマを設定してみました。ShinxではHTMLのテンプレートファイルが「テーマ」として予め用意されています。その中から「haiku」を選びました。

html_theme = 'haiku'

結果はこちら。見た目がガラっと変わりましたね。
201106012

次に、haikuテーマでページの一番上に表示されるタイトル(上の画像で「support-service v0.1 documentation」となっているところ)を変更し、ロゴ画像を入れてみます。

html_title = 'Product Support Guide'
html_logo = 'ロゴ画像のファイル名をパスで指定'

結果はこうなりました。
201106013

最後に、また別のテーマ「traditional」での表示を見てから終わりにします。
201106014

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ETロボコン参加チームの方は astah* professionalを使えます

今年もETロボコンが開催されます。震災の影響を考慮し、参加申込期間を延長したそうで、一覧ページには338チームがずらりと並んでいました。昨年の343チームと比べて、ほぼ変わらない数のエントリがあったことに底力を感じます。特に岩手県はロボコンへの参加が積極的で、大学を中心に取り組みが広がっているそうですが、今年も15チームの申込とのこと。今回はなんと10回目の節目で、2002年に開催された初回(旧名称のUMLロボットコンテストでした)に思いを馳せてみれば、本当に全国へと広がったものだなぁと感慨深いです。

Bana23460

チェンジビジョンは開発支援スポンサーとして ETロボコンに関わっています。参加チームの皆様は、本日 6/1より astah* 最上位エディションの astah* professional ライセンスをご利用いただけます。(もちろん無料です。)期間は、チャンピオンシップ大会終了月まで。チャンピオンシップへの出場とは無関係に、全てのチームが11月末まで使用可能ですから、地区大会の終了後にも勉強会などでぜひお使いください。

昨年は限定 500としたのですが、今年は数の上限を設けませんでした。(準備でがんばってみました。) astah*を使いたいチームの皆さんには、ぜひメンバー全員で使っていただききたいという思いがあります。

ツールベンダーにとって、開発に携わる方の役に立つものを提供できれば喜ばしい限りです。どうぞご活用ください。

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