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2011年2月

CSS Nite in FUKUI, Vol.4、仁愛大学 吉村ゼミの発表を聞いて

前回に続いて、2/19(土) ふくい産業支援センターで開催された CSS Nite in FUKUI, Vol.4の感想を書きます。福井県内で活動している四組によるミニセッションの一つが、仁愛大学の吉村先生とゼミの学生さんの発表でした。

セッションのタイトルと概要
発表者: 仁愛大学、吉村先生、ゼミの学生さん
タイトル: インターフェースデザインのプロセス

ゼミのテーマとして「Web上のコミュニケーション」や「インターフェースデザイン」を学んでいるそうで、新しい時計のWebアプリケーションを作る過程と作品が紹介されました。まず世の中にある時計を調査し、店頭に並んでいる時計は10時10分を指しているものが圧倒的に多いことを発見したそうで、確かに何気なく見ているものをよく観察してみると「おっ」と思うことがあるんだろうなと楽しい気持ちになりました。

学生の皆さんは、アイディア出し、試作、評価を繰り返して、作品のアプリケーションを作ったそうで、Processingという言語を使ったプログラミングは初めてで難しかったと言っていました。作りたい時計を紙に書いてイメージを膨らませるペーパープロトタイピングもあったそうで、自分で描いてみる作業で考えが具体的になっていったのではないかと思いました。

最後に吉村先生から作品紹介がありました。印象に残ったのは、足跡が浮かび上がって消えていく様子で時間の流れを示したもので、きっとハリー・ポッターに出てくるあの地図をヒントにしていると思います。それから、時間をカラーコードにあてはめて色の変化で時(とき)を感じる作品もあって、発想が素敵でした。時、分、秒の漢字に対してそれぞれ一部分を時計の円盤にあてはめたものも見ました。9名の学生さんがそれぞれ面白い作品を作っていて、毎日何回となく見る時計もまだまだ他の表現方法があるものだなと感じました。

発表した学生さんは聞きやすくしっかりした声で話していて、おそらくゼミの皆さんで練習したのだと思いますが、好感の持てるセッションでした。調査、企画、実施、評価までひと通りを体験したこのゼミを通して、新しいものを作る過程を学んだ皆さんが羨ましくなった20分でした。

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CSS Nite in FUKUI, Vol.4、林千晶さんのセッションに思う

先週の土曜日(2月19日)、ふくい産業支援センターの主催イベント「CSS Nite in FUKUI, Vol.4」が開催されました。私は福井駅近くの響きのホールで実施された第一回にも参加しましたが、今回は久しぶりで二回目の参加でした。CSS Niteはタイトルから分かるように、WEB系、特にWebデザイナーやWebプロデューサーを対象としたイベントで、私のようにツールベンダーに所属し、デザイナーでもデベロッパーでもない、広報やマーケティングの担当者は異例の参加者だったと思います。とは言え、私はウェブサイトの更新やコンテンツ作成、時々はカタログ製作も担当しているため、知識や技術は関係します。

県外から来られた講師による三つのセッションと、福井県内で活動している方による四つの地元セッションがあり、盛りだくさんで当然のように時間が延びましたが、発見も再認識もあって良かったです。七セッションのうち、最後に登壇された林千晶さんのセッションを聞いて考えたことを書いてみます。

セッションのタイトルと概要
講師: 林千晶さん(株式会社ロフトワーク代表)
タイトル: もし福井の女子Webデザイナーが「PMBOKガイド 第4版」を読んだら

林さんはPMBOKに関するこの講演を各地で複数回に渡ってお話されています。Web制作会社で働く20代の女性が主人公で、スケジュールの遅延や顧客要望の大きな変更など、プロジェクトで発生する問題に悩んでいた彼女が、ある日見つけた「PMBOKガイド 第4版」を読んで、プロジェクトマネジメントを学び自分の仕事を再発見する過程を解説されました。その場に居た方はお分かりになると思いますが、かわいらしいイラスト(と言っていいのでしょうか)が入った、視覚にも訴えてくるスライドです。

さて、PMBOKと言えばソフトウェア開発の分野では頻繁に耳にし目にする言葉で、プロジェクトマネジメントの講座やフォーラムも実施されています。PMBOKガイドをじっくり読んだことはありませんが、代表の平鍋がそういった場での講演経験があり随行したことがあるため、なんとなくは知っていました。今回のセッションでは、まずPMBOKガイドにおけるプロジェクトとは何かが定義され、参加者の私たちに、ぶつかったことのある問題を尋ね、PMBOKガイドの活かし方を紹介するという流れでした。

プロジェクトは、新しい何かを創りだす行為が含まれていて、かつ期限があるものを指すそうです。そして、プロジェクトの制約条件は、作業内容、納期、予算、品質の4つ。これらを調整していくことが、プロジェクトに携わるチームのミッションで、最適をどう見つけるかが肝だそうです。

PMBOKガイドには42のプロセスがあり、5つのプロセス群が用意されていますが、うち20が計画する段階にあります。林さんは、自分が関わっているプロジェクトで問題が出やすい部分(苦手なところ)を、PMBOKガイドのプロセス一覧で見つけ出し、そこを学ぶことから始めてもいいのではと言われていました。今までそうした考え方をしたことはなく、PMBOKはまず知識体系を学ぶことが大切だろうと漠然と思っていたため、小さく始める方法を教えてもらったように感じました。

セッションの後半になんと「アジャイルソフトウェア開発宣言」が紹介されました。チェンジビジョンに居ると、アジャイルはずっと前から存在していて、4月15日にはAgile Japan 2011も開催されますし、日常的なトピックです。しかし、Webに関わる仕事をしているデザイナーの皆さんにとっては新しい内容だったようで、その反応が新鮮でした。林さんは、PMBOKとアジャイルはぶつかるものではなく、PMBOKの各プロセスにおいてアジャイルのやり方を上手く取り入れることでさらに良い仕事にできるとお話されていました。確かに両者の強いところを取り入れられると良さそうです。

林さんは歩きまわってお話する様子(立ち姿)や声、雰囲気など、最大級に素敵な方でした。元々のセッションテーマ以外に、当日おまけでされたお話も素晴らしくて、Webの世界で仕事をしている人を力づけ、これからの可能性を信じさせる、イベントの最後を飾るにふさわしいセッションでした。

私にとっては普段接している考え方や知識も、ほんの少し違う分野では新しい考えやこれまでと違う見方として受け取られる可能性があることを体感したセッションでした。CSS Nite in FUKUI, Vol.4 に参加した皆さんには、ぜひプロジェクトファシリテーションを知ってほしいと強く思います。PMBOKもプロジェクトファシリテーションも、プロジェクトを成功させたいという思いは同じで、きっと毎日の仕事に役立ちます。自分が所属するお隣りの業界を覗いてみるのは、仕事を新しい目で見るきっかけだと感じました。

最後に、林千晶さんが広島で講演された時のリンクを載せておきます。かわいくて楽しいスライドを見てみてください。

林千晶さんのブログ 「女性ベンチャー起業家の細うで繁盛記」
萌えプレゼン at CSS Nite in HIROSHIMA

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NDA(Nondisclosure Agreement)と英辞郎

チェンジビジョンは海外にもいくつか販売パートナーがあり、お客様が居ます。今はイギリス、アメリカ、ブラジル、台湾にある会社(それぞれ現地でソフトウェアを販売したり、コンサルティングをしたり、システム開発をしたりが本業)に、パートナーとして動いてもらっています。

国内、海外を問わず、何らかの契約を締結する際、合わせて秘密保持契約の話になることがあります。特に日本では個人情報保護法が施行されてから、この部分が厳しくなった会社も増えたのではないでしょうか。私は稀に英語のNDAを目にする機会があって、もちろん詳しい内容や気になる点などは専門家の方にお聞きしますが、ひとまず自分でも一文ずつ読んでみます。契約書は独特の用語が散りばめられていますから、とても読みにくく理解が難しいことも多いです。

ウェブサイトやブログサイトなど専門用語がそれほどないものは、例えばGoogle翻訳のようなサービスで足りますし、細かく聞きたいところは英語が堪能な同僚に助けを求めます。しかし、契約書の他にも、商標や統計資料など、まとまった英文を読む時は英辞郎で検索します。ご存知の方も多いと思いますが、語学の通信教育で有名なアルクのウェブサイト「スペースアルク」に、「英辞郎 on the WEB」という辞書サービスがあります。英辞郎はCDでも販売されていますし、月額315円の有料サービス Proも展開されています。

英辞郎は単語を検索すると、かなり専門的な例文も抽出されるので、イディオム(熟語や成句)で理解できます。今、"express or implied" (明示または黙示を問わず)を検索してみたら、契約書、使用許諾契約書、法律の例がヒットしました。一つの単語だけでなく、単語のつながりで決まった使われ方をしているものが分かると 文書全体を把握するのに役立ちますね。

契約書で見かけて私が検索した単語をいくつか書いておきます。

  • given the nature of~: natureの意味は「自然」が真っ先に思い浮かびますが、本質やそのものが本来持っている性質のような意味もあるそうです。
  • dissemination : 普及や宣伝
  • tortious act : 法律の用語で、不法行為。

そもそも "nondisclosure" という単語自体が、closure を dis で否定して、さらに non を重ねている不思議な単語だなと思います。

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設立5周年、Facebookページ開設

チェンジビジョンは2月22日で設立5周年を迎えました。製品を使っている方もそうでない方も、チェンジビジョンのことを少しでも知っている皆さんに、ありがとうございますという気持ちです。

5年の間に JUDEの名称は astah*に変わり、機能もいろいろと増えました。昨年は twitterの公式アカウントを作って、小さなお知らせも随時出せるようになりました。

今年はまた新しいことをやってみようと考えて、昨日 Facebookページの開設を発表しました。会社のウェブサイトや astah* 製品サイトとは違って、開発メンバーの様子やオフィスの雰囲気、私たちの眺めている風景など、気軽な情報発信でもっとよく知ってもらえるように、楽しいページを作っていきたいです。astah*のFacebookページ、ぜひ一度ご覧ください。

Modeling Tool - astah*

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他とは違ったサイトにするための「色」

昨年の12月に "KISSmetrics"というマーケティングに関するブログサイトで公開された記事から、色の解説部分を紹介します。(注: 私が記事を読んで理解した内容を書いていて元記事の翻訳ではありません。)

The @KISSmetrics Marketing Blog
By Neil Patel
Anatomy Of A Perfect Landing Page

完璧なランディングページを作る公式はないが、いくつかの常套手段はあるとして、10のポイントが画像にまとめられています。また、大事なのはいったん作ったランディングページをテストし、コンバージョンの改善を続けることだとも書かれています。

今日は画像の上部を占めている10のポイントではなく、下部に書かれている色について見てみます。他とは違ったサイトにするためにどんな色が適しているのか、主要な色の印象が簡単にまとめられていました。ウェブサイトによって閲覧者の注意を引く色は異なるため、適切な色を選んでランディングページに使用することで観る人の行動へとつながります。

  • 黄色 - 気楽で若々しい、閲覧者の注意を引くためにしばしば使われる(日本語だと「つかみ」でしょうか)
  • オレンジ - 積極性、注意と行動の喚起
  • 赤 - エネルギー、心拍を上げ、緊急性を出す、クリアランスセール(大売出し)や食べ物への参照に使われる
  • ピンク - ロマンティックで女性らしい、女性を対象にした商品やサービスの売り込みに使用される
  • 青 - 信頼と安全の気持ちを起こさせる、銀行やビジネスでよく使われる
  • 紫 - 落ち着きを感じさせる、美容やアンチエイジングの商品、サービスに関係する
  • 緑 - 富を連想させる、目に優しい色で、金融あるいはエンターテイメントのウェブサイトに使われる
  • 黒 - 力にあふれ、洒落た色、高級感や洗練を醸しだす

色のイメージは国や地域によって大きく異なるものがあるため(紫や黒など)、特定の地域をターゲットとする製品の場合、そこでの受け取られ方を調べる必要がありそうです。そんな時に便利なのが色別に各国での意味をまとめたページです。
The Meaning of Colours
オーストラリアのクイーンズランドにあるウェブデザインの会社 Sibagraphics のサイトです。

私は、国旗に使われている色はその国で良い意味を持つのではないかなと思っています。

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オルゴールの楽譜と大型織機のパンチカードは似ています

福井県はかつて繊維王国と呼ばれ、輸出用、国内用の布を大量生産していました。今でも自動車のシートカバーやエアバッグの素材などを生産していたり、ビスコテックスで有名なセーレンがあったりします。セーレンのプリント技術「ビスコテックス」は世界で唯一のもので、福井市にはビスコテックス スクエアというフラッグショップがあり、オリジナルの浴衣やTシャツを注文できます。また、ETロボコンで使用される巨大なコースはセーレングループの会社で印刷されたものだそうです。黒のベタ塗りを均一に印刷するのは難しく、質にこだわりのある印刷会社でないと美しく出ませんから、セーレンの技術を頼んだ発注だと想像できます。

さて、大型オルゴールの楽譜と、大型織機のパンチカードは似ているなと思っていました。手のひらサイズの小さいオルゴールだと中央にあるドラムに突き出たピンが弾かれて音が出ています。スケルトンのオルゴールを見たことのある方はご存知でしょう。衣装ダンスくらい大きなサイズのオルゴールになると、金属の薄い板や丈夫な厚紙に穴が空いた楽譜が使われます。岐阜県長浜市の黒壁スクエアにある長濱オルゴール堂では、ヨーロッパの古い大型オルゴールを実際に聞かせてくれますが、その時に見たのが円盤状の穴あきタイプでした。これと、レースを生産する織機(長さが25メートル、高さが3メートルほど)に模様の図面として通す紙のパンチカードはそっくりです。小学生の頃、織機に吸い込まれていくパンチカードが面白くてじっと見ていた記憶があります。

ソフトウェアの分野でパンチカードと言えば、かつてデータ処理に使われたあの紙です。青年の頃、書いたプログラムシートをキーパンチャーに手渡していたという方も居ることでしょう。先ほどGoogle検索したところ、オルゴールの楽譜、大型織機のパンチカード、データ処理のパンチカードは原理は同じようです。子供の頃、レース織機のがしゃんがしゃんと鳴り響く音の中、じっと眺めていたあの穴空きカードが自分の仕事につながっているものとは想像もしませんでした。音を生み出すものと、レースや布を織る機械と、コンピュータと全然違うようで、人間が作るものの仕組みは応用されていくのだなと感じました。

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JAN企業コードって何?

流通業の方はご存知でしょうが、astah*製品にもJAN企業コードを付けてあります。いわゆるバーコードです。日本では財団法人流通システム開発センターが、JAN企業コードの割り当てや管理を担当しています。JANコードは3年ごとに更新手続きがありますが、更新を担当して初めてどういう仕組みになっているのか知りました。

JAN企業コードについて
商品コードから企業情報を知ることもできる国際的な流通情報システムです。

JANコードという呼び名は日本国内に限定され、海外ではEANコードと呼ばれるそうです。また、9桁の数字(JAN企業コード)は登録申請した会社に貸与されるもので、使用しなくなれば返却の手続きをとらねばなりません。日常生活で触れる膨大な数の消費財がバーコードできちんと管理されているのを見ると、感嘆のひと言です。

流通システムセンターから割り振られた9桁のコードに続いて、自社で採番する3桁の商品アイテムコードを付け、最後に決まった計算式で算出するチェックデジットという数字を付けて、全体で13桁のバーコード数列が決まります。商品アイテムコードは3桁ですから999ケの商品に採番できますが、申請時点でアイテム数が膨大になることが予想される場合は始めから複数のJANコード貸与も可能だそうです。例えばニトリやユニクロのように季節ごとにどんどん新商品を出し、取り扱う商品数が非常に多い企業は複数のコードを使用しているのではないかと思います。

チェックデジットの計算方法

バーコードの最初の数字で、その商品をどこの国の企業が保有しているかを判別でき、日本は「49」で表されることを知っている方は多いかと思います。1990年代半ばからは「49」だけでは足りなくなり「45」も使われていて、チェンジビジョンに貸与されているのは「45」で始まるコードです。

毎日の暮らしにも関係の深いJANコード、知ってみると興味深くて、よく出来た仕組みです。

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UMLの使われ方に関する調査ブログ

今日はデベロッパーが見つけた調査ブログを紹介します。astah*はJUDE(ジュード)という製品名で出発し、長くUMLモデリングツールとして利用者を拡大してきました。現在の astah* professional(アスタープロフェッショナル)は、UML以外に ER図、DFD、フローチャートなども描画でき、ソフトウェア開発設計支援ツールとしてウェブサイトにも掲載していますが、astah*の3エディション(無償のcommunity、有償のUML、professional)に共通する根幹機能はUMLモデリングです。そのため、UMLの仕様や海外での調査に関するニュースは意識しています。

"The Model Driven Software Network" より
Derek Russell さんのブログ
UML Survey: How is UML used?

コンサルタントのBob Maksimchukさんが簡単な調査を実施したところ、興味を引かれる結果が出たそうです。だいたいの内容を書きますが、私は英語に明るくないためぜひ原文を読んでください。

4月に実施した調査だそうで、実際のところUMLがプロジェクトでどのように使われているのか、そして本当に主流なのか、それとも既に衰退傾向にあるのかといった点に注目しています。

Figure1では、UMLをどう使っているかという問いに対して、MDA、MDD、テストの定義、コード生成、分析や設計といった選択肢が出ています。"To perform analysis"(分析)、"To elaborate requirements"(要求の詳細化)の二つがほぼ同じで一位に見えますね。MDDやMDAも一定の割合で入っていますが、"To define tests"(テスト定義)にはあまり使われていないことが分かります。Derekさんは、この結果からUMLがプロジェクトライフサイクルの初期段階で有効なことが示されたと書いています。

Figure2は、どの図がよく使われるかを示したものです。クラス図とユースケース図が圧倒的ですね。次いでアクティビティ図が多いことが分かります。シーケンス図、ステートマシン図までが50%を超えていて、他はぐっと下がります。

Figure3は、組織内で自分がUMLに精通している存在かどうかを聞いています。Expertの割合がけっこう高い点が興味深いですが、勉強中で容易に使えるわけではないという回答が最も多いです。Derekさんは、3,000を超えるUMLの書籍が出て、ウェビナーやカンファレンスがこれだけ多くある中、半分近い人達が初心者、またはまだ勉強中と回答している点に注目しています。

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2/10(木)、ビジネスに活かすソーシャルメディア入門に参加

先週、ふくい産業支援センターで実施された「ビジネスに活かすソーシャルメディア入門」研修に参加しました。ソフトウェア業の会社に勤めていると、次々に新しい技術やサービスを試す同僚が居ますから、ソーシャルメディアもTwitterもFacebookも知っています。とは言え、私自身が活用しているわけではないため、頻度高く使っている会社の実例を聞きたいと思っていました。今回はタイトルに「入門」とあるように、ソーシャルメディアと総称されるサービスの概要と講師の方が自ら、あるいは会社(部下)でどのように使っているのかを紹介するという内容でした。

ビジネスに活かすソーシャルメディア入門
今話題のソーシャルメディアの活用実践事例を一気にご紹介!

ビジネスで活用するなら、ぜひ実名で登録し、広く情報を発信することが重要だそうです。Facebookの盛り上がりに伴って、日本ではソーシャルメディアで匿名が使用される傾向が強いことが注目されていますが、仕事の一環としてこうしたツールを使うなら「実名」でなければあまり意味がないとのこと。Facebookに限定すれば実名での登録が原則とされていますし、それは家族や友人や自分に近しい人たちとの関係をより深めるための道具として捉えられているからでしょう。例えばTwitterなら複数アカウントを取得できますから、仕事で使うアカウントと個人的に使うアカウントを分ける方法もあるかと思います。

このセミナーではUstreamのセッションもありましたが、Ustで最も大切なのは映像ではなく音質を確保することだそうです。確かに映像は多少乱れても全体が映っていれば様子は分かります。しかし、音声が途切れたりハウリングしたりすると聞くことができず、途中で観るのをあきらめてしまいます。特にヘッドセットで視聴している場合、乱れた音声が直接耳に飛び込んでくるため、きちんと届かないと見続ける(聞き続ける)ことは非常に難しいです。Ustreamで放映する時は、事前に自分たちで音声をチェックしましょうというアドバイスがありました。

最後のセッションを担当された遠田幹雄さんが、次のようなことをお話されていました。TwitterもブログもFacebookも、始めることは簡単だけれど本人に味がないと面白みが出ない。ぜひ自分を磨きましょう、とのことでした。

ソーシャルメディアは誰にでも使いやすいツールですが、他の人に有益な自分をどう出せるかを意識するとビジネスでの活用に近づきそうですね。

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Sphinx、セクションのヘッダを比べてみる

Sphinxでは文字列にアンダーラインを付けて、見出しや小題を作ります。見出しにしたい文字列の次行に、アスタリスクやイコール、ハイフンで下線を書いて makeすると、太字や他の文字列と異なる色で表示されます。記号によってどのような見出しになるのか試してみました。

ソースコード

===============
Section Title
===============

表示確認、上下二重線

---------------
Section Title
---------------

表示確認、上下破線


Section Title
=============

表示確認、下のみ二重線

Section Title
-------------

表示確認、下のみ破線

Section Title
`````````````

表示確認、下のみシングルクォート

Section Title
'''''''''''''

表示確認、下のみカンマ

Section Title
...............

表示確認、下のみピリオド

Section Title
~~~~~~~~~~~~~

表示確認、下のみチルダ(波の形)

Section Title
*************

表示確認、下のみアスタリスク


Section Title
+++++++++++++

表示確認、下のみプラス


Section Title
^^^^^^^^^^^^^

表示確認、下のみサーカムフレックス(山の形)

上記のソースコードを makeした結果が次の画像です。

,p20110210

201102102

Sphinxdoc と haiku の二種類のテーマで見てみましたが、どちらも途中から表示サイズや色、太さが変わらなくなりました。(7番目に使った記号から変化がなくなる) 日本語のreStructuredText入門 「セクション」を読むと、次の記述がありましたので、これは出力形式であるHTMLの制限だと思われます。

- 引用 -
「ただし、ほとんどの対象となる出力フォーマット(HTML, LaTeX)は、ネストできる深さには限界が設定されている、ということは忘れないでください。」

上下に記号を使ったものと、下のみに使ったものは異なるレベルの見出しと認識されますが、上下の記号の種類と長さ(桁数)が揃っていなければなりません。英語の解説を読むと、特に見出しに適した記号があると書かれていました。

= - ` : . ' " ~ ^ _ * + #

記号を使って見出しを作ると、自動でこの見出しへのハイパーリンクが生成され、"reference name"と呼ばれるハイパーリンクのターゲットはセクションタイトルと同じになります。

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Agile Japan 2011、プログラム公開と参加登録開始

先ほど Agile Japan 2011のウェブサイトを見たところ、プログラムが公開され、参加登録が始まっていました。キーノートは先月このブログにも書いた Linda Rising さんが "Fearless Change - 不安を乗り越えて組織改革を推進するには"と題してお話されます。今年は午前中に3つのキーノートセッションがあり、午後は事例セッション、ワークショップ、テーマセッションの3つのトラックが走っています。

Agile Japan 2011 プログラム

参加登録について (詳しい説明があります)

コーチとして活躍中の上田雅美さんが WOMANSセッションを担当されています。IT業界は女性が働きにくい世界なのかと問われると、もちろんまだまだ女性比率の低い分野ではありますが、特別働きにくいような印象はありません。ただ、女性らしさを上手く活かすのは難しいような気もします。また長年女性に期待されてきた、男性があまりやらない業務を、変わらず期待される(当然するものだと思われている)こともあるのではと感じます。

今年の Agile Japan 2011は東京の他、文字通り北は北海道から南は沖縄まで、各地でサテライト開催されます。それぞれの会場で熱い思いがあふれる一日になることでしょう。東京で参加しようと思うと前日午後から休む必要があるという方も、サテライト会場であれば当日移動で参加できるかもしれません。案内ページをご覧になってぜひ検討してみてください。
Agile Japan 2011 サテライト開催案内

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3/2(水) 第8回 PMstyleスペシャルセミナーのご案内

来月初めに開催されるセミナーのご案内です。アジャイルプロジェクトマネジメントがテーマで、代表の平鍋が講演いたします。

第8回 PMstyleスペシャルセミナー ~アジャイルプロジェクトマネジメント

  • 日程: 2011年3月2日(水)  13:30-16:30 (13:10受付開始)
  • 会場:銀座ブロッサム中央会館
  • セッション1
    「現場力を高める見える化手法プロジェクトファシリテーション
    ~アジャイル開発による現場活性化~」
    講師: 平鍋健児
  • セッション2
    アジャイルとデザイン思考
    講師: 好川哲人さま

会員資格の有無によって参加費が変わりますので、詳細は必ず公式サイトをご覧ください。

イベントやセミナーの会場として、銀座ブロッサム中央会館を初めて目にしたので検索してみたら、結婚式やパーティのある華やかなところなんですね。毎年デベロッパーズサミットが開催される目黒の雅叙園も豪華ですが、普段なかなか行く機会のないところでイベントがあるのも楽しいものです。

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Sphinx、image(画像を挿入するディレクティブ)

しばらくSphinxで文書作成を続けているので、使ったディレクティブ(ピリオド二つで始まる決まった書き方)と、その時の失敗を書いてみます。make結果が思ったような表示にならない原因は、ディレクティブの仕様が書かれている英語サイトをじっくり読まなかったからです。新しいディレクティブを使う時は example のソースコードをコピー&ペーストして make結果を見てみるのが良いかもしれません。

reStructuredText Directives

このページの最初を見ると、ディレクティブのsyntax(構文)が書いてあります。ピリオド二つとスペースで始めて、ディレクティブタイプ(image や contentsなど)を書き、二つのコロン(::)を付けます。後ろには arguments と呼ばれる、そのディレクティブを使う際、必ず書くものと、optionsと呼ばれる追加できる情報を書きます。
例えば、画像を挿入するディレクティブの imageには、画像ファイルのパス(置き場所)が必須です。HTMLで imgタグを使う時に srcが必須なのと同じです。imageのオプションとして、alt(代替テキスト)や width(幅)、height(高さ)、scale(縮小率)などがあります。

Image Directive
日本語の説明部分には scaleの記述はありません。
reStructuredText入門 「画像」

image ディレクティブを使い、元の画像のサイズを変えて表示できることを知った時、私は英語ページの詳細をきちんと読んでおらず、幅と高さ(width、height)に加えて、縮小率(scale)も書いていました。しかし、make結果では想像よりもかなり小さく表示され、どこかがおかしいとよく読んでみました。すると、幅もしくは高さを書けば指定サイズで表示され、scaleも書くと統合される(width または heightに scaleを掛けた割合)ことが分かりました。次のソースコードを makeすると、表示される画像の幅は 100pxになります。

.. image:: images/astah-screenshot.png
   :width: 200px
   :scale: 50%

画像を挿入するディレクティブには他に figure がありますので、次はそちらも使ってみたいと思います。

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Sphinx、csv-tableを使ってテーブル(表)を作る

1月28日に、Sphinxのシンプルテーブルを使って表を作る際、日本語のソースでは罫線の長さと make結果の見た目に違いが出るため、調整が必要なことを書きました。
Sphinxでテーブル(表)を作成する時の注意点

罫線(===)で作成するシンプルテーブルは簡単ですが、行数や列数が増えると見た目の調整に手間取ったり、長い文言を使用した時にテキストエディタでスクロールが必要になって面倒だったりします。もっと作り易い方法があるのでは?と思って、Google検索したら、tipsを書いている方が居ました。

2011/1/27 「文章を書く際のtips」 (そこはかとなく書くよ。)

このブログを読んだ後、以前作成していたテーブルを  csv-tableで書きなおしてみました。

.. csv-table:: 
   :header: "図の名称", "参照", "作成", "編集", "削除"
   :widths: 30, 10, 10, 10, 10

   "クラス図", "OK", "OK", "OK", "OK"
   "コミュニケーション図", "-", "-", "-", "-"
   "データフロー図(DFD)", "-", "-", "-", "-"

make結果のHTML(FireFox 3.6.13で表示)
ハイフンは空欄で処理されていますね。
Csvtable1

IEで表示すると、シンプルテーブルと同じく縦線が表示されませんでした。
Csvtable2

csv-tableのオプションにある "width"(各列の幅をピクセルの数値で指定する)を書かない場合、等幅のテーブルができました。
Csvtable3

csv-tableの説明ページを見ると、このディレクティブ(ピリオド二つで始まる決まった書き方)のオプションである file、url にはセキュリティホールがあるそうです。私は今のところ使わないようにしておきます。

カンマで区切るだけで make後の表示を見て幅調整する必要がないため、次回のテーブル(表)は csv-table を使ってみたいと思います。

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TortoiseSVNのバージョンアップ

10年ほど前、私が初めて触れたバージョン管理システムはCVS(Concurrent Versions System: コンカレント・バージョンズ・システム)でした。それまでコンピュータを動かしているソフトウェアやプログラムを使うことはあっても、作ることとは無縁だったので、サーバの準備も実際に使う時の設定も全て同じプロジェクトの先輩がやってくださいました。私は用意された環境でコミットしたり、コンフリクトを眺めたりするくらいの日々でした。

4年ほど前のある日、チェンジビジョンのデベロッパーがGUIで操作できるとても簡単なバージョン管理システムがあると言って、TortoiseSVNを教えてくれました。小規模の会社で複数のウェブサイトをなるべく効率良く運用するには、追加や更新のしやすい環境を整えることが大事です。その時点で、私のPCからはEclipseを通して Subversionを使えるように設定されていましたが、EclipseはHTML以外のソースコードを一切書かない人間にとっては非常に使いづらく、(当時で)性能の高くないPCでは起動するだけでも負担が大きかったため、TortoiseSVNの簡便さにほっとした記憶があります。

最近、Sphinxでドキュメントを作り出したので、ローカルにいくつかのSphinxプロジェクトが出来ました。これをバージョン管理できたらいいなと思っていたら、デベロッパーがリポジトリを用意してくれました。今のPCにはTortoiseSVNをインストールしてありましたが、しばらく使っておらずバージョンが古かったので、最新バージョンへアップデートしてみました。

TortoiseSVN ダウンロードページ、最新バージョンは 1.6.12
同じページの下部から "Language pack"の"Japanese"もダウンロードできます。

何も考えず上書きインストールして再起動したところ、エクスプローラで TortoiseSVNのメニューが表示されなくなってしまいました。日本語表示の Language packをインストールしようとしても、TortoiseSVNがインストールされていないため実行できませんという内容のエラーが表示されます。Google検索したところ、どうやら上書きインストールはできなかったようです。そこで、以下の順序でもう一度インストールし直しました。(OSは WindowsXP ServicePack 3です。)

  1. [コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除] から、TortoiseSVNがを削除する
    (TortoiseSVNにはアンインストーラがありません)
  2. インストールフォルダが残ってしまうので、エクスプローラから TortoiseSVNフォルダを削除する。
    (デフォルトは C:\Program Files\TortoiseSVN です)
  3. PCを再起動する
  4. インストーラを実行(TortoiseSVN-1.6.12.20536-win32-svn-1.6.15.msi をダブルクリック)
  5. Language packのインストーラを実行(LanguagePack_1.6.12.20536-win32-ja.msi をダブルクリック
  6. PCを再起動 (TortoiseSVNを有効にするために必要です)
  7. エクスプローラを開き、何もないところで右クリック
  8. メニューの "Setting"を選択し、Languageのプルダウンメニューで「日本語」を選択

無事、使えるようになりました。

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