« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »

2011年1月

Sphinxでテーブル(表)を作成する時の注意点

ドキュメント作成ツール Sphinxについて初めてブログに投稿してから3ケ月以上経ってしまいましたが、地道に文書作成に使っています。makeではHTMLを作っているだけですが、組込みのHTMLテーマを利用することでいくつか見た目の印象が異なる文書を作成できて便利です。練習は別として初めてまとまったドキュメント作成に使ったのが「sphinxdoc」という薄い青灰色のテーマで、他に「traditional」と「nature」の見た目を確認し、今作っているものは「haiku」を選んでみました。

さて、昨日もSphixを使って少しドキュメントを書いていたのですが、罫線を利用してテーブル(日本語だと「表」がいちばんイメージしやすい)を作成すると、かなり調整が必要と分かりました。サンプルとして、rstソースのテキストとFireFox 3.6.13で表示したHTMLの画像を載せておきます。

reStructuredText入門  「テーブル」

テーブル作成での罫線の長さ

====================  =======  =======  =======  =======
図の名称               参照     作成     編集     削除
====================  =======  =======  =======  =======
クラス図               OK       OK       OK       OK
コミュニケーション図   -        -        -        -
データフロー図(DFD)    OK       -        -        -
====================  =======  =======  =======  =======

rstのソースでは日本語と線がずれている(線より日本語が長い)ところはありません。しかし、make結果のHTMLを見ると、等幅フォントのソースでは文字数が多いコミュニケーション図よりも、データフロー図(DFD)の方が長く見えますし、見出し行の「削除」は幅が不足して縦に表示されています。

Table1_2

そこで、ソースに戻って「図の名称」列の罫線を半角2桁増やしてみました。すると、今度は「作成」が縦に表示されました。
Table2

「図の名称」列の罫線を、さらに半角2桁増やしてみます。

========================  =======  =======  =======  =======
図の名称                   参照     作成     編集     削除
========================  =======  =======  =======  =======
クラス図                   OK       OK       OK       OK
コミュニケーション図       -        -        -        -
データフロー図(DFD)        OK       -        -        -
========================  =======  =======  =======  =======

Table3
ようやくすっきりと表示されました。

プロポーショナルフォントで表示されるため、ソースとHTMLの見え方が異なっていますし、どうもテーブルの左側で罫線が不足していると認識されると、右側の表示に影響が出るようです。また、FireFoxの例をあげましたが、同じmake結果のHTMLを IE8で表示すると、縦の線が見えません。rstのシンプルテーブル(==で表を書く方法)を使った場合、IEでは縦線が表示されないのです。
Table4

表示を確認しながら、文字に対する罫線は長めに書くのが良さそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Agile Japan 2011 基調講演は Linda Risingさん

先日、Agile Japan 2011の日程が発表されました。2011年4月15日(金)、定員200名で開催されるそうです。公式サイトの開催概要を見たところ、基調講演は Linda Risingさんになっていました。

基調講演: Linda Rising
"Fearless Change / 不安を乗り越えて組織改革を推進するには"

リンダさんは、パターンの研究者として知られた方で、私は Agile 2008のレポート(Linda Rising氏による「誰を信頼しますか?」)を読んで知りました。
昨年12月に邦訳が発売された「プログラマが知るべき97のこと」で、「未来へのメッセージ」というリンダさんの言葉があるそうです。この書籍はとても評判が良くて、感じたことをブログやtwitterで発信している方も多いようですね。

Agile Japan 2011のセッションはこれから続々と決まってくると思いますから、参加を考えている方は今から予定を確保しておいてください。また、定員は 200名でそれほど大きくはないため、いったん受付が始まると短期間で締切りになることも予想されます。ぜひこまめに公式サイトをチェックしてください。

今週に入って、EM ZEROの公認レポーターや学生ボランティアの公募も始まりました。イベントは巻き込まれるてこそ楽しめますし、体感度がぐっと深くなりますから、こちらも合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
Agile Japan 2011 公認レポーター・学生ボランティア公募のページ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Word2007で、変更履歴やプロパティを削除する

Office2010が発売されてから半年以上経ちましたが、まだまだOffice2003や2007を使っている企業は多いのではないでしょうか。私も2007を使っています。

Googleドキュメントはウェブ上で編集・保存でき、いくつかのファイル形式に出力できて便利ですが、動作がゆっくりに感じられることもあり、使う頻度はまだ高くありません。ウェブサイトのまとまったコンテンツを文章にしたり、お客様にお渡しする文書を整える際はWordを使います。社外の方にファイルを送る際は、余計な情報が残らないようにプロパティを削除するようにしています。

Microsoftのサポートサイトに手順が載っていましたので、リンクを張っておきます。
コメントやプロパティの削除は完璧にしたい!

このページで、私の使っているWord2007とは違う点がありました。手順の1には以下のように書かれています。
【引用】
--------------
1. [Office ボタン] をクリックし、[ファイル] メニューから [最終処理] - [ドキュメント検査] をクリックします。
--------------

しかし、実際は [Office ボタン]をクリックし、[配布準備]-[ドキュメント検査]をクリックしました。

Word2007officemenu

ドキュメント検査ダイアログでは、コメントや変更履歴、ドキュメントのプロパティ、ヘッダーやフッターをチェックして、含まれている場合は削除できます。

プロパティの削除方法は Wordのバージョンによって異なるので、2003での説明ページも載せておきます。

個人情報や隠し情報を削除する

以下のURLは公開日が2005年と古いですが、キャプチャがあるので手順が分かりやすいです。
Office Word 2003 文書作成テクニック 「ファイルにある個人情報を削除したい!」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

WIPOとWIPD、外国商標の出願に関する虚偽の通知

外国商標や国際商標について調べたことのある方は、WIPO(World Intellectual Property Organization: 世界知的所有権機関)の名称を、ウェブサイトを見たり弁理士さんから教えてもらったりして知っているのではないでしょうか。スイスに本部を置く国際機関で、特許や意匠、商標を扱います。

WIPO、世界知的所有権機関

事業を世界展開している企業では、特許や商標など知的財産に関する専門部署があり、外国への出願を担当しています。一方、そうした部署を社内に持たない企業では、やはり弁理士さんにお願いすることが多いかと思います。チェンジビジョンでも弁理士さんに相談したり、東京都の知的財産総合センターでお話を聞いたりしてきました。

特に外国商標の出願では詐欺の通知が多数届くことが知られています。国内の弁理士事務所を通じて外国商標を出願する場合、出願する現地にも代理人が居て、その方が手続きを担当されます。国内と同様、出願する際、代理人として弁理士の氏名や事務所の情報を届け出るため、出願に関する一切の連絡は外国の特許庁から現地代理人に届き、日本に居る私たち(出願の当事者)に直接届くことはありません。出願受付や公告、査定といった各手続きに必要な連絡は、必ず現地代理人を通して入ります。
しかし、こうした手続きに不慣れな当事者に対して、WIPOを装い、データベースへの登録料や調査費用といった名目を請求する詐欺の通知がしばしば報告されています。

WIPOでは以前からウェブサイト上で警告を出していて、新しいものが見つかると随時更新されています。先ほど確認したところ、最新は1/14に確認されたものでした。それぞれどのような文書なのかPDFデータも公開されています。

WARNING: Requests for Payment of Fees

チェンジビジョンには、WIPD(World Intellectual Property Database)、CPTD (Central Patent & Trademark Database)からそれぞれ虚偽の通知が届きました。通知が届くとまず検索して、不明な場合は専門家に問合せます。WIPDについては、文書を画像データを載せているブログがありましたのでリンクを載せておきます。

多極化時代の知財戦略ブログ
WIPDからの通知は【詐欺】ですので、決して支払いをしないでください。

手続きを依頼している弁理士事務所ではないところから外国語の請求書が届いた時は、まずWIPOのウェブサイトを確認することと、弁理士さんに問い合わせましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アジャイル・チームビルディング・カンファレンスがありました

1月16日に、アジャイル・チームビルディング・カンファレンスが開催されました。海外ゲストの講演と角さんの講演、松本さんと平鍋の対談、そしてライトニングトークスまで盛りだくさんな休日イベントだったようです。

登壇した方のブログやツイッター、スライドといった情報は、こくちーずのイベントページに追記されていました。
アジャイル・チームビルディング・カンファレンス

今朝いくつか感想ブログを見つけましたので、ここにリンクを載せておきます。(リンクは全て別ウィンドウか、別タブが開きます。)

Cyan_Project 「アジャイル・チームビルディング・カンファレンス( #atbc )に参加した」

IT勉強会行脚の日々 「アジャイル・チームビルディング・カンファレンスに行ってきた」

memoの場 「アジャイル・チームビルディング・カンファレンス ( #atbc )参加メモ」

メソッド屋の日記 「Johanna Rothmanさんの質問力~アジャイル・チームビルディングカンファレンスに行ってきました~」

1月31日に他にも感想ブログを見つけたので追加しました。

まとまっていないアジャイル・チームビルディングのまとめ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イノベーションスプリント2011が開催されました

昨日、東京・品川の楽天タワーで「イノベーションスプリント2011」が開催されました。申込みが 600にもなったそうで、早い時期に満席で登録締切になっていました。

Scrumの生みの親である野中郁次郎先生と、ジェフ・サザーランド博士の初対面が実現するということで、今朝チェックしたらtwitterには興奮と感動のコメントが嵐のように流れていました。

Togettherにまとめがありましたので、リンクを置いておきます。
イノベーションスプリント2011のまとめ
かなりの量で表示に時間がかかるかもしれません。

参加した方のレポートも続々挙がってくると思いますが、創始者が会する場を体験することで、自分の中に知識で補えない感覚を植えつけられるように思いました。その場の静かな興奮の波動(というのかしら)を感じてみたかったです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

1/20セミナー「実演!要求開発の成果物をastah*でこう作れ」

要求開発アライアンスの1月定例会にて、「実演!要求開発の成果物を astah*でこう作れ!」という発表があります。

参加費無料、定員40名で、現時点で34名の申込み、残り6席とあります。関心のある方はイベントサイトをご覧ください。

要求開発アライアンス 1月定例会

今回の発表では、要求開発に取り組む中で誰しも悩むポイント、どんなツールを使い、どういった成果物を、どのように作るのかという点を解説します。astah*を活用した場合、こういったことが可能という紹介です。参加者には要求開発テンプレートが提供されるそうです。(要求開発アライアンスの定例会は会員向けの勉強会のため、全く初めての方はイベントサイトから事務局へお問合せください。)

「要求はあるものではなく、開発するものである」というのがアライアンスのスローガンだそうです。私は、情報システムの開発にあたってはまず要求そのものを発見し明らかにする必要があり、要求自体が正しくない場合、成果にも困難が生じると理解しました。正しい要求を見出すことが、設計や実装への近道となり、出来上がったシステム全体が有効に働く決め手になると思われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »