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2006年10月

記事紹介 ThinkIT、見える化はなぜ必要か?

記事を一つ紹介します。今、「見える化」という語は様々な媒体で特集を組まれ、書籍になり、セミナーや講演でも多数取り上げられています。実際に生産や開発の現場、あるいは会社全体で見える化に取り組んでいる企業もあるようです。

先週26日、ThinkITにて、「見える化とは何か~改めて問うその真価」という記事が公開されました。
「見える化」はなぜ必要か?

見える化の目的に始まり、システム開発現場で発生している3つの混乱をどのように見える化するのか、具体的な手法が語られています。平鍋が折にふれ話している見える化のポイントが、まとまった文章として公開されましたので、お時間のあるときにどうぞご覧ください。

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JUDE/Pro, Com 3.1リリースされました

昨夕、JUDE/Professional、JUDE/Community の3.1がリリースされました。また、JUDE/Proと組み合わせて、チーム開発(コラボレーション機能)に利用できるJUDE/Server 3.1(無償)もリリースされました。
使い勝手の面でも改善されています。例えば、プロジェクトのプロパティビューから、編集しているファイルの製品バージョンとモデルバージョンを見ることができたり、メインメニューにウィンドウを整列するメニューが入ったりしています。複数の図を開いている時、上下に並べて表示、左右に並べて表示などできますので、あちらこちらを見比べながら作業したい方はお試しください。また、システムプロパティでグリッドの表示を変更した場合、これまでは図をいったん閉じて再度開くという操作が必要でしたが、3.1からは図を開き直さずにすぐ反映されるようになりました。それから、ユーザーから要望をいただくことの多かったJava5.0の対応も一部あります。

皆様どうぞ新しいバージョンをご利用ください。
Jude_icon_professional_32_8JUDE/Professional の新機能詳細


Jude_icon_community_32_1JUDE/Communityはこちら

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TRICHORD 0.6.0 タスクカードに色が!

先ほど、TRICHORDの10月リリースがありました。バージョンは0.6.0です。今回のリリースでは、タスクカードに色を設定できるようになりました。カテゴリ分けしたい方、担当者が分かるようにタスクカードに色をつけたい方、一度お試しください。私は、緊急度で色分けしてみるのも良いかしらと思います。
TRICHORD 0.6.0

企画、営業、マーケティング、人事など、プロジェクトがあれば、TRICHORDを利用できる場面があると思います。どんな仕事にも期限があり、いつまでに何をやる、という項目に分けることがタスクの洗い出しです。製品のリーフレットを製作するという仕事があれば、私はこんな感じで作業を挙げてタスクに分解します。
*製品のリーフレットを製作する
・イメージを決める(一人で案出し、チームと意見交換、部長のアドバイスを受ける)
・デザインを製作する(社内製作か、外注か)
・デザイン、内容のレビュー(チーム、上司)
・印刷会社から見積りをとる
・社内手続き(稟議など)
・発注(書類の準備、確認と送付)
・色校正(出来上がりのチェック)
・納品確認(発注数、仕上がり)

製品リーフレットを作った経験がなければ、見積りをとる印刷会社の調査も必要ですし、デザインを外注すればデザイナと詳細なやり取りが発生することも考えられます。また、何を作るにも費用はかかりますので、社内に対する説明や、発注先との交渉があるかもしれません。TRICHORDを使うと個々のタスクが埋もれることなく、かんばん上に常に見えていますので、タスクとしてあがっている分の抜けは少なくなると思います。ツールをうまく利用して、仕事をスムーズに進めていくことができればいいですね。

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日経SYSTEMS 11月号、記事紹介

11月号の日経SYSTEMSは、「図解で極める要求定義」が特集です。要求定義がなぜ難しいのか、要求を漏れなく洗い出し、過剰は避け、誤りを拾うにはどうしたら良いのかが説明された後、ユースケース図やマインドマップ、BSC戦略マップなど具体的な一つ一つの図を描く目的とその使い方が紹介されています。代表の平鍋が、次の記事を書いていますので、どうぞご覧ください。

平鍋さんが指南するマインドマップの上手な書き方
「仕組まれた質問を用意しておこう」
JUDEには、マインドマップからUMLへの変換機能が搭載されているため、マインドマップでユーザーが日々の業務で使っている言葉を集め、そこからUMLの作成につなげることができます。まず適切な質問を用意することが肝心で、インタビューする側が聞きたい項目をきちんと把握し準備しておくことで、実際に対面で話を聞く際の助けになることが分かります。システム開発に限らず、どんな仕事でも誰かの話を聞き出すことはコツや技術が必要で、なかなか難しいものです。自分が人と話すとき、どのような特徴を持っているか、どこが良いのかを理解して、こういったインタビューツールと合わせて活かすことができれば、聞きたい内容を網羅できるかもしれませんね。

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JUDEに寄せられるユーザーの声2

9月~10月上旬にかけてユーザーの皆様から寄せられた声が、JUDE製品サイトにアップされました。
JUDEユーザーの声
先月も同じことをしたのですが、今月もいくつかひろってみたいと思います。
*対応する図の追加
JUDEコミュニティサイトでどのような図を描いていますか、という投票を実施した際、クラス図とシーケンス図が多く、UML以外ではER図やDFD図に票が集まっていました。JUDEは描画できる図を増やしていきたいと考えていますが、ご意見をくださる方は、この図を描きたい!と図の名称も教えてくださると嬉しいです。

*仕様書をMSWordで書いておりますので、画像やシェイプでMSWordに貼り付けできると嬉しいです。
「WordやPPTに画像として貼り付けたい」と常々思ってらっしゃる皆様、まずはコピーしたい図を選択し、[編集]→[クリップボードにコピー]→[拡張メタファイル(EMF)] もしくは [画像として出力] を試してみてください。私は、しばしばマインドマップやモデル図をコピーし、ウェブサイトに画像として掲載したり、プレスリリース原稿に貼り付けたりして使っています。

*マニュアル要らずで使用できること
UMLツールは、図の要素アイコンをぽこぽこ押して、描画面に置いていくと図を作成できるものが多いですが、マニュアル要らずに到達するためには利用シナリオをもっと深めていく必要があると考えています。Tipsはコミュニティサイトで少しずつ公開していますし、JUDE操作デモマインドマップデモも用意していますので、どうぞご覧ください。コンテンツは今後も追加していきたいと思っています。

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日本UNIXユーザー会にて

先週木曜日は、日本UNIXユーザー会の第143回勉強会がありました。代表がプロジェクト・ファシリテーションの講演をしたのですが、時間帯が夜だったにも関わらず 60名以上の方がご参加くださったそうで、とても嬉しく思いました。年齢層も 20代~50代まで幅広かったようで、こうしたユーザー会などを通じて普段なかなかご一緒する機会のない分野の方とお話できて有難いです。私は、社会人になりたての頃、少しUNIXで開発していたことがありましたので、懇親会での会話も楽しく、久しぶりにshellやmakeといった単語を耳にして、懐かしい気分でした。

勉強会は東京体育館の会議室で行われたのですが、スクール形式で机をずらっと並べた周囲に、十分なゆとりがあり、とても良い会場でした。スクリーンも大きくて、何かの機会で私も利用してみたいと思いました。場所はJR千駄ヶ谷駅の目の前で、施設全体が明るく活気があって印象が良かったです。

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ふりむきミーティング

現在、ITproにて公開されている「Web2.0時代のソフトウエア開発手法」という連載では、TRICHORDチームの様々な開発プラクティスや工夫を見ることができます。毎回、実践している個々のプラクティスを例として、その目的や実践を経て分かったこと、効果、コツなどを紹介しています。本日公開された第23回では、日々TRICHORDを開発している現場のレイアウトについて書かれています。

第23回 机の配置などを工夫して開発生産性をアップ --- ワークスペース・メイキング
情報がよりスムーズに自然に伝わるように計画されたオフィスレイアウトは、家具メーカーなどが提案していますが、TRICHORDチームはプロジェクトの始まりから、メンバーがいつでもすぐにミーティングできる配置を保っています。全員が背中合わせで机に向かっているため、誰かが一声かければその場でミーティングを始められるこのやり方をリーダーは「ふりむきミーティング」と名づけました。メンバーが共にレイアウトを考え、スペースを整えることでどういった効果があるかも説明しています。

プロジェクトごとに席替えがあり、どこのスペースを使いたいかを互いに申請しあうというのは良い方法だなと思います。自由に配置を変更できる開発現場はなかなかないかもしれませんが、そういう時はひとまず一緒に掃除をしてみるとか、机に置いている書類トレーの位置を変えてみるとか、小さな変化でも新鮮に感じられるのではないでしょうか。

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JUDE/Pro、Com 3.1 ベータ版をリリースしました

先ほど、JUDE/Professional 3.1のベータ2と、JUDE/Community 3.1のベータ1がリリースされました。
JUDE/Professional の新規機能として、Java5.0のソースコードのリバースに対応しました。ジェネリックスは未対応ですが、お試しになった方、ぜひ意見や感想をいただければと思います。また、マインドマップでは、トピック間リンクに名前を付けられるようになりました。ベータバージョンのため、保存・編集したファイルは他のバージョンで読み込めなくなる可能性がありますので、必ずファイルのバックアップをとってからお使いください。

JUDE/Professional アップデート情報

JUDE/Community アップデート情報

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開発の現場 vol.006

先週発売されました開発の現場 vol.006では「はじめての開発リーダー ToDoリスト」という特集が組まれています。開発を成功に導く上で、リーダーの力は大きいと思いますが、その存在の重要性を登山に例えて分かりやすく伝えている記事が興味深かったです。歴史に残る遭難事件の一つ、八甲田山での雪中行軍です。私は、新田次郎の小説を読みましたが、雪中行軍の厳しさというか、日本の冬山の怖ろしさを見せつけられるような極寒を感じる作品です。小説から二人のリーダーを紹介し、それを開発プロジェクトにつなげて、リーダーの基本姿勢や求められる力を説明しています。

それから、もう一つ、こちらは弊社でTRICHORD開発に携わっているメンバが執筆したものですが、「目で見てわかる!先進プロジェクトにおけるチーム運営の奥義」という記事があります。ソフトウェアの開発において、今そこで何が起きているのかを見えるようにすることの大切さは、随分言われるようになりましたが、見えること、触れること、モノを扱っている実感を伝えるために、「身体感覚」という言葉を用いています。こちらもどうぞご覧ください。

開発の現場 vol.006

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ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2006

この度、UMLモデリングツール「JUDE」が、「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2006」を受賞しました。先日、主催のIPAより発表がありましたが、世界に羽ばたくツールとしての可能性を評価され、今回の受賞となったそうです。開発を始めて以来、本当に多くの皆様がJUDEを使用した意見や感想、要望を寄せてくださった結果が、この賞につながったのだと思います。ユーザーの皆様に心から感謝しています。この喜びを忘れることなく、今後も使いやすいUMLツールを提供し続けられるよう励んでいきますので、どうぞよろしくお願いします。

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メモ帳とペンへのこだわり

チェンジビジョンの、特にTRICHORD開発部には、ペンやメモ帳に強いこだわりを持つメンバが居て、しばしばお気に入りについて語ってくれます。私は文具は好きですが、細部へのこだわりがあるわけではなく、仕事で使っているのは会社で用意されているボールペンや蛍光ペン、サインペンで、全くの私物はシャープペンだけです。メモ帳についても同様で、RHODIAやクレール・フォンテーヌ、MOLESKINEなど知っていますが、たいていは反古にメモして、不要になったら破棄します。

文具について笑顔で語るメンバを見ていて感じるのは、こだわりは喜びをもたらす、ということで、おそらく自分好みの道具は使っているだけで嬉しくなるものではないでしょうか。また、お気に入りのペンで良質なメモ帳にさらさらと書く行為は、その辺りにある反古に適当なシャープペンで書くよりも、ひらめきがあるように思います。片手に収まる小さな世界に夢が広がるのが文具かもしれません。

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英語サイトでは違う内容を

JUDEには、日本語と英語の二つのコミュニティサイトがあります。今のところ、日本語の方が書き込みが多いのですが、少しずつ少しずつ英語サイトもコンテンツを増やしていきたいと考えています。先月から、平鍋が英語ブログをアップし始めました。日本語で書かれているブログとは内容が異なるエントリもありますので、こちらもぜひご覧いただけましたら幸いです。XPやAgileに関心をお持ちの方にとっては興味深い投稿ではないかと思います。
Ruby and Agile (or "Light Weight" to "Agile" from language viewpoint)
XP and Agile Books
Book review - "Agile Retrospectives: Making Good Teams Great"

JUDEのユーザーは、世界で11万7千人を超えていますが、今週中に海外ユーザーが国内ユーザーを上回りそうです。本日16時の段階で、国内 と海外の差は 500を切っていました。ユーザー数が10万に達したとき、一つの節目と感じましたが、海外ユーザーの方が多くなるというのもまた違った感慨があります。これからも、日本語、英語の双方で役に立つ情報を提供できるサイトを目指していきたいと思います。

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開発プラクティス大集合

先週のTRICHORDミニイベントで、リーダーが発表した開発プラクティスの資料を公開しました。
Tri3_4
TRICHORDチーム プラクティス大集合

開発の様子は、ITproのウェブ連載記事「Web2.0時代のソフトウエア開発手法」でも紹介されていますが、今回のイベントでは、製品開発に入る前に感覚をつかむためのイテレーションについても言及し、実践してみたけれど定着しなかったプラクティスまで幅広く取り上げています。TRICHORDチームがこれまでに生み出してきた様々な開発プラクティスを詳細に見ることのできる初めての完全ドキュメントと言えるかもしれません。

実践している方も多いと思われるニコニコカレンダーやタスクかんばん以外に、リリースやイテレーション、日々を単位として、紙のカードあり、TRICHORDあり、レゴブロックありと、手段や道具も多岐に渡り、IT業界以外の方が目にすると、もしかしたらソフトウエアの開発に対するイメージが変わるかもしれません。ソフトウエアを使うのは人間ですが、作るのも人間で、そこには必ず会話があり、スムーズに作業を進めるために工夫が出てくるのだと思います。私は、毎日、開発ルームで彼らの様子を見たり聞いたりしていますが、こんなにたくさんのプラクティスがあるとは意識していませんでした。まずは、私も時間割を作ろうかしら、と思った盛りだくさんな資料です。お時間のある時にどうぞご覧くださいませ。

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書く訓練とウェブサイトについて

チェンジビジョンは、会社規模に比して運営しているウェブサイトが多く、現在は全て社員が管理・運営しているため、コンテンツの作成や更新もかなりの作業量です。さらに、JUDEもTRICHORDも頻繁にリリースがあるソフトウェアであるため、日々、ウェブサイトの内容や見栄え、サイト内での移動しやすさなどについて、提案があったり話し合いがあったりしています。日本語と英語の両方を用意しているため、全て同じ内容、というわけではありません。会社設立以来、分かりやすくなるよう、また、初めてサイトを訪れた方に、他のページも見てみようという気持ちを持っていただけるよう、少しずつではありますが工夫を続けています。

さて、サイトのコンテンツを考えていると、文章を考え、チームで推敲し、公開して反応を見る、という流れと共に、配置や色の使い方も練る必要があり、これがなかなか難しいものです。PCによって表示は異なり、私はB5サイズのノートPCを使っているため、例えば 17インチの大きなディスプレイを多用している開発部よりも、ぱっと開いた際に見える範囲が小さく、その中で何を目立たせるのか、がとても気になります。画像の隣には何文字までなら、文章を入れられるのか、何色だと目を引くのか、私が書く言葉や文は専ら製品広告で技術文書ではありませんが、だからこそ一目で分かる魅力ある文を目指さねばなりません。きっと、書く訓練は数をこなすだけでは足りず、常に評価される緊張が必要ではないかしら、と思う毎日です。

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バグレゴをやってみたい方へ

10月に入り、ぐっと秋らしい気候になりましたが、チェンジビジョンの製品開発は日々熱い議論の中で進んでいます。先週の金曜日には、2回目のTRICHORDミニイベントを実施しました。業務のお忙しい中、金曜日の夜にお越しくださった皆様、どうもありがとうございました。TRICHORDチームの数多くのプラクティスを存分にお伝えでき、また率直なご意見、ご感想に触れ、励みになりました。

さて、TRICHORDチームのオリジナルプラクティスの一つに「バグレゴ」があります。その名の通り、レゴブロックでバグの発生と関連、解決を見える化する簡単なシステムですが、これが素晴らしく楽しいようで、彼らはバグを発見すると、嬉々としてブロックを積み、それをフィックスすると思いっきりがしゃがしゃと音をたてて壊しています。その「バグレゴ」を詳しく解説したウェブ記事がITproにて公開されましたので、ご興味のある方、自分のチームでもやってみようかなと思われている方、ぜひご覧下さい。
第20回 レゴブロックでバグを見える化する

最近、TRICHORDチームは追加でレゴブロックを手に入れ、さらに複雑な造形もできるように改良しているようです。開発メンバを見ていると、プロジェクトがふりかえりを経てらせん階段をのぼるように成長を続けていくには、小さな試みを数多く経験していくことが有効なのだなと実感します。

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