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拾って、集めて、捨てて

UMLモデリングツール「JUDE」は、日英の製品サイトがあり、日英のコミュニティサイトがあり、かつ世界販売していますので、海外向けの広告やプロモーションについても考えなければなりません。とは言っても、サイトのトップページに掲載する目を引く言葉を考えるだけでも、相当難しいもので、それは日常的に海外ユーザーに会えるわけでなく、市場を直接見る機会が少なく、肌感覚というものが圧倒的に不足しているからというのも理由です。情報収集という点でも、日本語のページは日々チェックしますが、英語のページとなると、積極的にアクセスし、時間をとって見るようにしなければ、ついサボりがちです。

今は秋に発行され、ヨーロッパ、オーストラリアで配布予定のソフトウェア製品カタログの広告を考えています。どんな言葉でJUDEを表現するのか、カタログをひらひらと斜め読みするデベロッパーの視線をどこでつかむのか、 書き散らした紙を眺めてひたすら考えます。キーとする短い文章や言葉を決めるために、気になる単語、使いたい言い回し、これまで使った表現をできるだけたくさん拾って、集めます。その後、なじまないもの、今回は違うだろうと感じるもの、使い古されたものなどを捨てていきます。そうやって、上司に見せる原案が出てくるのです。あくまで原案ですから、さらにざくざくと変更が入ったり、他人と話しているうちに思いついたり、ということもあります。自分にとっての母語である日本語で難しい作業を、自由に扱えるとはとても言えない英語でやるのは、悩ましく、面白く、新しい発見のチャンスなのです。

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